肩痛には、脇の下のインナーマッスルや大胸筋の柔軟性が最も重要

肩こりの方の、多くの筋バランスパターン

 ❶三角筋は、強い

 ❷広背筋が、弱い

 ❸大胸筋が、硬い

 ❹脇の下のローテーターカフが、強くて硬い

 ▶肩関節の肩甲上腕リズムを制限する

 ▶腕を上げようとすると痛みが出る


但し、痛みの場所は同じでも、筋バランスは人によって全く異なる場合があります。これが、肩痛などの対処法を難しくしている要因です。しかし、医療機関なのでも、筋バランスの詳細までは検査できません。症状と筋バランスの関連性は、全く個別なので、個別に筋バランスを改善しなければ、痛みの改善は望めません。

弱い筋、硬い筋

Aは、腕を挙上する前、

Bは、脇の下のインナーマッスルが硬く、腕を上げにくい状態で痛みが出やすくなります。

Cは、肩甲骨と上腕骨の外転角度(肩甲上腕リズム)が広く、良好な状態。


肩関節筋腱板損傷といっても、痛みの部位は様々です。多くは、三角筋の、前部や中部、後部

また、ローテータカフの中でも、

三角筋の深層の棘上筋

脇の下の、内旋筋、肩甲下筋、

脇の下の、外旋筋、棘下筋、小円筋

これら、筋群の脆弱化と硬化が、お互いに悪影響を及ぼし、肩関節の可動域である「上腕肩甲リズム」がBの様に狭くなると痛みが生じやすくなります。

肩痛予防ストレッチ

三角筋前部と大胸筋     三角筋後部       大胸筋      脇の下、広背筋