●小中学生・高校生のスポーツ選手とご家族の皆様へ
年齢が若いほどエクササイズによって筋バランスは改善しやすい。
子供の頃に、適切なエクササイズを行うことで、怪我をしにくく体育やスポーツへの順応性も高まります。
偏ったスポーツ動作には要注意!
野球の「右投げ右打ち」や、ゴルフ、テニスなど、一方向に偏った動作は、非常に怪我や疲労性の故障をしやすくなります。これはスポーツに隠されたデメリットなのです。
子供のオーバーワークには細心の注意を!
熱心にスポーツに打ち込む姿はいいものですが、筋肉や関節の疲労回復には個人差があります。オーバーユース(疲れ過ぎ)の徴候や故障を見逃さないようにしましょう。
以外と多いのに知らない「若年性腰椎分離症」
中高学生頃に、ひどい腰痛になったことはありませんか? この若年期にスポーツなどによって腰背部に激しい痛みがしばらく続くような状態で、腰椎の棘突起が骨折した状態をいいます。X線検査で診断可能ですので、油断せず整形外科医を受診してください。将来、腰椎すべり症や腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄など重篤な腰痛になってしまう可能性が非常に高いのです。